リフォーム不動産の草薙さんってどんな人?【株式会社トラストリー スタッフ紹介】

清澄白河や森下、門前仲町をはじめとする深川エリアに特化した不動産会社、株式会社トラストリー。 今お読みになられているWebメディア「深川くらし」の運営のほか、実店舗・リフォーム不動産 深川studioで、日々、暮らしにまつわるご相談をお受けしています。 地域のパートナー的存在を目指し、物件売買にとどまらない親しみやすいコミュニケーションを心がけていますが、不動産屋といえば、やっぱり大きな買い物の相談をするところ。「入りづらい」「緊張する」「ちょっぴり怖い」なんてイメージをもたれている方も多いはず。 今回は、そんなイメージを覆すべく、トラストリーのスタッフにインタビューを行いました。 「どんなお店か」を知る前に「どんな人」が悩みを聞いてくれるのか。 それさえわかれば、きっと安心してご相談できるはず。 というわけで、この記事では、スタッフの草薙(くさなぎ)さんをご紹介します。 書き手はリフォーム不動産で実際に物件購入・リノベーションを依頼したライターの鳩です。  

プロフィール

草薙 奈央子(愛称:なぎ) 年齢    :20代後半 出身地   :北海道札幌市 現在の住まい:江東区牡丹 趣味    :図書館・美術館巡り(コロコロ変わる!と本人談)  

アパレル業界からの転職

2022年2月に入社した草薙さん。第一印象は「めっちゃフレンドリー」! いつも緊張している私にあれこれ楽しいお話をしてくれるのですが、営業のような圧はなく、まるでずっと前からの近所の知り合いのような距離感です。質問に対して、嘘やごまかしを一切せず、正直に答えてくれるところが素敵です(一緒に働くスタッフの印象を聞くとストレートに返ってくるので面白いです)。聞くと、もともとはアパレル業界で働いていたそうですが、不動産はゼロからのスタート。 「もう全てがはじめてです! 不動産業界も、深川くらしのようなWebメディアの運営も、そもそも深川エリアも、どんな場所かわからない。最初は、何がわからないのかもわからないような状態でした(笑)」

photo:トップページのデザインや記事の更新なども行う

    現在は、お客様のご案内はもちろん、WebメディアやSNSの運用も担当している草薙さん。前職はアパレル業界、出身地は北海道…一体なぜトラストリーに興味を持ったのか尋ねてみました。 「実は、不動産業界に関心があったわけではなくて、トラストリーの活動に興味を惹かれたんです。お客様に寄り添う接客をしたい! という一心で仕事を探していましたが、たまたま『日本仕事百貨』にトラストリーの求人記事が出ているのを見て、こんなふうに地域と関わりながら働くのも面白そうだなぁって思ったんです。入社して1年で近所のお店やお客様たちと仲良くさせていただく機会もぐんと増えて、どんどん地域に愛着が湧いています」  

深夜も営業している、意外なおすすめスポット

トラストリーで働き始めた頃は、神奈川方面から通勤していた草薙さんですが、現在は門前仲町駅近くの牡丹町に住んでいるんだそう。深川エリアで生活するようになり、特に気に入ったのは、意外な場所でした。

photo:地元の方が多く集まる辰巳湯。深夜0時まで営業している。

「三好にある銭湯の辰巳湯がお気に入りです。街の知り合いからおススメされていて、思い立って行ったのがきっかけで、その後通うようになりました。地元に長く暮らす方も、若い方もいて活気がありますよね。広々としていてサウナもあるので、仕事帰りにリフレッシュできておすすめです」 cap:ちょっと前までは、江東区内の図書館巡りにハマっていた草薙さん。最近は、休日に森下の続きを読む

リフォーム不動産の谷口さんってどんな人?【株式会社トラストリー スタッフ紹介】

清澄白河や森下、門前仲町をはじめとする深川エリアに特化した不動産会社、株式会社トラストリー。 今お読みになられているWebメディア「深川くらし」の運営のほか、実店舗・リフォーム不動産 深川studioで、日々、暮らしにまつわるご相談をお受けしています。 地域のパートナー的存在を目指し、物件売買にとどまらない親しみやすいコミュニケーションを心がけていますが、不動産といえば「入りづらい」「緊張する」「ちょっぴり怖い」なんてイメージをもたれている方も多いはず。 今回は、そんなイメージを覆すべく、トラストリーのスタッフにインタビューを行いました。 「どんな人」が悩みを聞いてくれるのか。それさえわかれば、きっと安心してご相談できるはず。 というわけで、この記事では、スタッフの谷口(たにぐち)さんをご紹介します。 書き手はリフォーム不動産で実際に物件購入・リノベーションを依頼したライターの鳩です。

プロフィール 

谷口 正悟(愛称:ぐっち) 年齢    :30代前半 出身地   :和歌山県紀の川市 現在の住まい:江東区平野 趣味    :ランニング、スイミング、ウイスキー、映画鑑賞  

入社のきっかけはチラシ?

  2023年5月に入社したばかりの新しいスタッフ、谷口さん。第一印象は「とにかく爽やか」! 前職では不動産会社の営業のマネージャーをされていたと伺い、これは営業スマイルかもしれない…とちょっぴり警戒していたところ、住所を聞いてみたら、なんとご近所にお住まいで、歳の近い娘さんがいることも判明! 一気に打ち解けてしまいました。 「ベンチャーから中堅、大手まで、10年以上不動産業界のさまざまな企業で働きましたが、娘が生まれてから価値観がガラリと変わりました。これまで通勤や仕事に費やしていた時間を見直して、その分を家族や地元に還元できないかと考えるようになりましたね」 わかります、子育てって価値観が180度変わりますよね。それにしても、一体どうしてトラストリーに入社を決めたのでしょう。 「平野に引っ越して来て、たまたまポスティングのチラシでリフォーム不動産の存在を知りました。ここで働いてみたい! と、直接Webサイトに問い合わせをしたんです。 地域密着というキーワードを、いろんな企業が掲げていますが、実際は広範囲の物件を取り扱わなくてはならず、なかなか実態が伴わないこともあるんです。その点、トラストリーは、名実ともに地域に根ざした仕事を貫いている。お客様からすると、やっぱりその土地に詳しい人から話を聞きたいですし、私としても、物件を購入する時だけではなく、長いスパンでお客様の相談をお受けしたい。お客様の人生に長く寄り添えることも、不動産の仕事の醍醐味と思うので、ここならそれが実現できると、確信しました」

娘とふたりで日比谷公園までお散歩デート◎ネモフィラが綺麗に咲いていました!

 

都内では珍しい?おすすめスポット

  深川エリア以外の物件事情にも詳しい谷口さん。実際に暮らしてみて、これは深川エリアの特権かも…!と挙げてくれたのが、ホームセンターのコーナンでした。 「実はホームセンターって、都内には少ないんですよ。江東区は多いほうですが、人気の渋谷や世田谷、文京区にはほとんどなくて。これだけ大規模なホームセンターが近所にあるのは、珍しいことなんです。3Fにスーパーも入っていますし、使い勝手がいいんですよね」 他にも、お子さんがいる家庭ならではの本音も。 「子どもと一緒だと外食ってなかなか難しいんですよね。そんな中でも、最近よく行くのは、三好にあるGood 続きを読む

購入した先輩から学ぶ「なぜ住宅を買うのか。」「いつまでに買うのか。」

不動産の購入にこだわることなく、一生気楽な賃貸暮らしを選ばれる方も少なくないと思います。
購入しない理由として、
「住宅ローンに縛られたくない」
「将来的に実家に戻るので」
「気軽に住み替えをしていきたい」
など、購入しない理由もそれぞれあることかと思います。

では実際に購入した方は、
「なぜ住宅を買ったのか」
「どのタイミングで購入したのか」
購入した人なりの考え方や理由も必ずあるものです。

現在、賃貸と購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
以下、購入した理由の上位から見てみましょう!

1. 金利が低く今が買い時だと思った

史上最低金利と言われてから何年経ったでしょうか。最近の日銀総裁の発言からしてもまだまだ低金利は続きそうですが、この先何十年と支払っていく住宅ローン。
低金利が続いていると、今のうちに住宅ローンを借りて、元気なうちに繰り上げ返済していきながら早めに完済したいと考える方たちが増えてきています。

逆に元気なうちでないと、団体信用生命保険に加入できずに銀行ローンが組めなくなる可能性も。団体信用生命保険料は銀行の住宅ローン金利に含まれており、借りた方が死亡や重度の障害などにあった場合、その後の返済が免除になるのです。
最近の団体信用生命保険は内容も充実していて借りる銀行によって内容が若干違いますが、8大疾病やがん告知の段階で、その後のローン返済が免除になる可能性もあるのです。

住宅ローンを重荷と捉える方もいらっしゃいますが、団体信用生命保険への加入は賃貸には無いメリットとして、家族に安心感を与え、購入を決断される方も多いのです。

2. 家賃が高くてもったいない

誰しも「損をしたくない」という心理があるように、現状の家賃や更新料をもったいないと考える方は多いようです。

賃貸暮らしは住み替えが楽とお考えの方も多いようですが、引っ越しが多いと、その都度契約金や引っ越し代などで、引越貧乏になってしまうことも。

毎月気前よく(?)多額の家賃を大家さんに払っていても、資産として何も残らない賃貸暮らしに不安を覚える方はとても多く、特に更新(更新料の支払い時期)のタイミングで検討される方は、今でも購入するきっかけの上位を占めています。

3. 子供や家族のため

お子様や家族のために何かしらの資産を残したいと考える方は多いようです。

また、お子様にとって実家とは親元を離れても思い出に残る大切な場所。
家族が増えたり、学校に入学するタイミングであったりと、家族の成長に合わせて家族の終の棲家として購入される方もいらっしゃいます。

若いうちに購入した先輩たちは、家族の成長のタイミングやライフスタイルの変化に応じて買い替えられる方も少なくありません。

住宅ローンで購入して団体信用生命保険に加入することにより、ご家族への安心にもつながります。

4. 老後の安心のため

一生賃貸費用を支払い続けることに老後になってから不安に感じる方は多いです。

賃貸暮らしでは、毎月毎に家賃を支払いますが、平均寿命が長くなっている現代において、亡くなるまで一生賃貸費用(家賃、更新料など)を支払うことは、心の片隅に緊張感を生み出します。

もちろん、購入した場合でも住宅ローン完済後に管理費を支払うことや、固定資産税などを支払い続けることが必要になりますが、毎月の賃貸費用を支払うことへのストレスに比べたら、持ち家の方は最低限の生活が保障されるので、特に老後においては安心です。…

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都内の中古マンション購入をおすすめする5つの理由とは

マイホームの購入は、人生の中で一番高い買い物で一生のうち一度あるか無いかと言われてきました。
そんな中でも、人生の中で何度も買い替えをされている方もいらっしゃいます。

「買うのと借りるのとどっちが得か?」と永遠のテーマのごとく悩まれる方も少なくないと思いますし、震災や災害、はたまた今後の給与の不安など、購入すること自体が大きなリスクにつながる可能性も否定できません。

でも、購入を選択することで、老後の安心が手に入り、さまざまな不安が払しょく出来るのであれば、購入への決断も高まることでしょう。

昔から新築物件好きな日本人ですが、都心周辺を中心にして、急速に中古マンションの人気が高まっています。
実際にここ最近では、首都圏の新築マンションの供給戸数を中古マンションの取引件数が上回ってきています。

では、なぜ中古マンションが魅力なのかを検証していきましょう。

1.新築に比べて価格が安い

築年数にもよりますが、同エリアの物件の場合、新築のマンションより一般的に1割~5割程度安い価格の物件が見つかります。

首都圏においては新築マンションと中古マンションを比較すると、平均成約価格で2000万円程度もの差が出ています。

欧米ではそもそも築年数という概念があまりないので、新築と中古の価格差はそれほど無いのですが、日本はまだまだ新築プレミアムの価格になっているので、中古物件の方がお買い得と言えるでしょう。

築年数の経過とともに物件の価格が下がるのが一般的ですが、新築後5年から10年で10~15%前後、10年~20年で20%前後、20年以上を経過すると値下がり幅は少なくなっていきます。

管理状況や駅距離などによっても違ってきますので、値下がりしにくいエリアの物件を選ぶことも重要です。

2.物件の選択肢が広がる

中古マンションは、随時新しい物件が市場に出てきています。新築マンションにこだわらなけらば、住みたい希望のエリアで購入できるチャンスは広がります。

価格が安い分、新築では手が届かなかった方でも購入できる可能性が高くなるのです。

また、価格が安くなるということは、住宅ローンの月々の返済はもちろんのこと、総返済額も抑えられるので、その分をお子様の教育費や自分たちの趣味や旅行などに回すことも可能になりますね。

住宅ローンに縛られる人生にならないように、あまり背伸びをせず余裕を持った返済計画を立てることが大事です。

3.実際の物件を見て購入できる

中古マンションを購入する場合には、立派なモデルルームやカタログのような豪華なパンフレットなどは一般的にありません。

新築マンションのモデルルームに行くと、雰囲気や豪華さに目を奪われて、テンションが高まって冷静さを失ってしまった経験のある方も少なくないと思います。

新築マンションは完成する1~2年以上も前から販売を開始するケースが多いので、入居した時のイメージを抱きやすいように、立派なモデルルームや完成イメージパースを掲載したホームページ、さらには立派なパンフレットなどを作成します。

もちろんそれらの多額な広告経費は、新築マンションの販売価格に含まれていることを忘れてはいけません。

中古マンションの場合はそれらが無い分、実際の物件を見て検討できるというのが最大のメリットで、新築マンションを購入して住んでから、「眺望が想像と違った」「風通しが悪かった」「思っていたより安っぽかった」など、残念な思いをすることが少ないでしょう。

他にも、入居者の雰囲気や管理の実際の状況や修繕積立金の積立額などを確認して購入できる安心感があります。

4.室内を自分好みに変えられる

もちろん新築のマンションでも自分好みにカスタマイズすることは可能ですが、新品のものをわざわざ変更するのを無駄と感じる方が一般的だと思います。

中古マンションでも、室内をフルリノベーションして販売してる物件も多いので、そこは同じだと思います。

一方、居住中の築年数の経った中古マンションなどは、リフォームが必要なケースが多く、その際に自分の好みの間取りや設備、色合いなどを変更できるのが魅力です。(※もちろん制約はあります)

一昔前までは、リフォームローンは住宅ローンとは別枠で金利も高かったのですが、現在は住宅ローンに組み入れて借りられるので、金利も安いとあって、自分好みに変えやすい中古マンションを希望する方々が増えてきました。

特にここ最近は、中古マンションに対する若い世代のニーズが増えてきており、「共働き世代」が「職場に近い」「手頃な中古マンション」を自分たちの「好みの間取り」にしたいニーズとマッチするのでしょう。

とはいえ、リノベーションにこだわり過ぎてお金をかけ過ぎたり、自分好みにアレンジし過ぎると、いざ売却する時にかえって売りずらくなってしまうなんて事もありうるので、何事もほどほどに。

 5.資産価値が下がりにくい

中古マンションを新築マンションよりも割安で購入出来たとしても、将来的に価格が下がってしまうのが怖いと購入を躊躇する方もいらっしゃると思います。

もちろん築年数が古くなれば建物の価値が下がってしまうというのが通常の考え方ですが、都内の中古マンション価格については、購入して何十年経っても、購入した時よりも値上がりしていることは珍しいことではありません。

特に都心3区周辺の中古マンション価格は、大きな流れでいうと日経平均株価と連動しているというデータもあり、中古戸建のように築年数が経過するとともに価格が下がってしまうということでもないのです。

管理体制や物件周辺の将来性など、見極めるポイントはいくつかありますが、建築費や人件費がますます高騰する昨今において、中古マンションの魅力は、資産価値の面でも重要なポイントです。

 まとめ

中古マンションの高騰が著しい昨今ですが、建築費や人件費の高騰を反映せざるを得ない新築のマンション価格よりも1~3割程度安い価格や利便性の高い物件を見つけることが可能です。
首都圏においては平均成約価格で2000万円以上もの差が出るほどお買い得です。…

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【深川エリア×新築マンション探訪】#1 パークホームズ東陽町

はじめに

深川エリアの不動産に関わる地域情報メディア「深川くらし」として、深川エリアで新たに供給される新築分譲マンションに関して、「深川くらし」目線でのレビューを伝えたり、紹介をしていきたく、本コラムを執筆させて頂きます!
かくいう筆者、もともと大手新築分譲マンションデベロッパーに勤めていた経験もあり、毎週のSUUMO新築マンションズを読むのが習慣となっておりますので、地元に住んでいる不動産に詳しい、いちエンドユーザー目線で、有益な情報をお伝えできればと思います!

ちなみに、以前深川くらしでは「新築vs中古」をテーマに弊社代表の柴田がコラムを書いていますので、ご興味ある方はこちらもどうぞ!

「新築」と「中古マンション+リノベーション」を比較!どっちがお得?

【1】物件概要

※出典:「パークホームズ東陽町」公式HP

総戸数 97戸
敷地面積 1,554.36㎡
建築面積 783.24㎡
延床面積 5,537.82㎡
竣工時期 2025年3月上旬竣工予定
入居時期 2025年4月上旬入居予定
構造・階数 鉄筋コンクリート造地上11階
分譲後の権利形態 敷地は共有、建物は区分所有
用途地域 準工業地域
土地権利/借地権種類 所有権
駐車場 総戸数 97戸 に対して 敷地内平面 5台
駐輪場 総戸数 97戸 に対して126台
バイク置場 総戸数 97戸
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後悔しない安心の不動産取引を。~不動産エージェント選びの重要性とは~

皆さんは不動産取引を行うときに何から始めますか?

購入の場合は不動産検索サイトで物件を探し、売却の場合は一括査定サイトやポスティングチラシなどから不動産会社に問い合わせをしてみる方が多いように感じます。

いきなり不動産会社に問い合わせをみても、どのような基準で判断すればよいものかの材料もない中で、ただ「売らせたい」「買わせたい」だけの営業マンにかかわると、かえって混乱してしまうことも。。

やはり、「どの会社に頼むか」より、「どの不動産エージェントに頼むか」が大事なのです。

不動産エージェントの役割とは?

「エージェント」とは「代理人」という意味を持つ単語です。
すなわち、不動産エージェントとは「不動産取引をする人の代理人」ということになります。

最近は日本でも転職する際に、「転職エージェント」を利用する方も多くなってきているのではと思います。

中古住宅流通が主流を占めるアメリカでは、個人の不動産エージェントに取引を任せるのが一般的です。

日本ではどうでしょう?

会社の規模的に信頼できるであろう大手仲介会社に問い合わせても、実際にはどんな人が担当してくれるかはわからず、たまたま来店時や問い合わせ時に対応してくれた人が担当者となるケースも少なくありません。

「大手」という看板から安心を感じる方も少なくないでしょうが、会社は選べても営業担当の個人まではなかなか選べないのが一般的です。

不動産の取引において、「売主」「買主」が求めるのは、単なる金額提示や情報提供だけではなく、素人では分からなかったり判断できないときに、的確なアドバイスを求められたり、諸々の交渉ごとなどの目には見えにくいサービスを行ってもらいたいものです。

特に日本の不動産仲介取引においての最大の問題点は、アメリカなどでは禁じられている両手取引が行えることです。

両手取引とは、不動産業者が売主と買主の両方と仲介契約を結んで取引きを行うことですが、これ自体が全て悪いことなわけではありません。

両手取引ができることにより、間に立つ不動産仲介業者(担当者)によっては、両方から入る手数料を優先し、物件を囲い込んだり、売主、買主双方にいい顔をしながら、お客様の利益よりも自社の利益を優先しがちになってしまうのが問題なのです。

この「利益相反」を生み出す取引をアメリカなどでは禁じているという至極まっとうなことを、日本の不動産業界では昔から問題視されていても、残念ながら実行されずに今日に至っているのが実情なのです。

いい不動産エージェントと出会うには

ではどのようにしたらいい不動産エージェントに出会えるのでしょう?

アメリカなどではまさしく、不動産エージェント選びから始まります。
そもそもアメリカで不動産エージェントになるには高い倫理規定が求められます。倫理違反があると、例えばエージェントの生命線ともいえるMLSの利用を停止されたり、最悪会員資格を剥奪されることもあるのです。法律を守ることはもちろんですが、厳しい倫理によって規律と調和を守っていますので、日本の不動産業界に抱くイメージとは全く異なるものです。

昔からアメリカでは、「医者と弁護士とエージェントの友人(知人)を持つと、幸せな生活が送れる」と言われるくらいに信頼ある立派な職業なのです。

日本でも最近では、不動産営業マン個人にフォーカスする会社やサイトなども見受けられますが、実際には会社の規模や中身で選んだり、物件から問い合わせをする方が多いのではないでしょうか?

一般的には「誠実」で、「地域の情報に詳しく」「経験豊富」なエージェントを選ぶことが重要です。

小規模の会社であるほど、会社の看板よりも個人を売りにするケースが多いので見つけやすいかもしれません。

その他には、やはり実際に購入した人や地域の人などに紹介をしてもらうのも良いかもしれません。…

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教えて吉野さん! 物件購入を検討するとき、ファイナンシャルプランナーに相談したほうがよい理由を聞いてみた

Webメディア「深川くらし」を運営するリフォーム不動産には、新築・中古物件のご購入について相談される方が多くいらっしゃいます。この記事を書いている私、鳩も、リフォーム不動産で相談を重ね、物件を購入したひとりです。

今だから言えるのですが、相談について、ひとつだけ後悔があります。はじめて訪問したあと、すぐに内見のフェーズへ移ってしまったのですが、先にファイナンシャルプランナーの個別相談に参加するべきだった…と。

当時は予算さえ決まっていれば、問題ないと考えていたのですが、実際に暮らし始めると、あれこれ気になることが出てきました。「子育てしながらローンの支払いを続けるのって大変!」「今のローンの支払いって、収入に見合ったペースなのかな?」こういうモヤモヤは、第三者の意見を聞いていれば、スッキリしていたかも、と思うのです。

リフォーム不動産で物件を購入されるお客さまの約8割が参加するという、ファイナンシャルプランナーの個別相談(以下、FP相談)。物件購入において避けては通れない「お金の話」ですが、FPの方とお話すると、ずばり、どんなメリットがあるのでしょう。

リフォーム不動産の専属FP・吉野 錦さんに、お話を伺いました。

FPの吉野さん。第一印象は、とにかく爽やか! (撮影場所:リフォーム不動産深川studio)

 

ファイナンシャルプランナーは、どんなお仕事?

 

–– これまでに物件購入されたお客さま数名にインタビューをしているのですが、どこで話を聞いても、吉野さんのお名前が挙がります。みなさん口を揃えて「吉野さんだから信頼できる!」とおっしゃっていました。

ありがとうございます! そうおっしゃっていただけるのは、仕事冥利につきます。

 

–– そもそもファイナンシャルプランナーって、どんなお仕事なのでしょうか?

一般的には「お金の専門家」といわれますが、ちょっとわかりづらいので「人生におけるカーナビのような存在です」とお答えしています。

例えば、現在地から車で遠く離れた目的地を目指すとき。いくつルートがあるか、どのルートを選ぶべきか、どんなハプニングやリスクが待ち構えているのか、予算は足りるのか。そうした不安要素を整理して、最適なプランをご提案し、お客さまを目的地までご案内するのがFPの役割です。

––  ふむふむ。なんとなくイメージがつきました。「人生」といっても、具体的にはどんな分野で私たちを案内してくれるのでしょうか。

FPには大きく6つの専門知識があって、その中でも私は、ライフプランニングや保険、不動産を得意としています。もちろん、それ以外のご相談も大歓迎です。

–– ん?? ということは、不動産以外のことも相談できるんですか!

もちろん! 生涯の不安に関することなら、何でもご相談いただけます。結婚や出産、転職についてのご相談も多いですよ。一度不動産のご相談をいただいた方から、後々、お子さんの進学にともなう資金について、ご相談をいただいたこともあります。ライフプランは変化するのがあたりまえなので、最初のご相談から内容が変わってしまっても大丈夫です。

 

–– なんと頼もしい! 吉野さんは、現在代理店に所属されていると伺いました。フリーランスに近い働き方と思いますが、これまでは、どんなお仕事をされてきたのでしょう。

もともとは、大手不動産会社にFPとして勤めていました。証券会社の内定もありましたが、お客さまの人生における大きな買い物をまかせていただけられるのは夢がある、という先輩の言葉が胸に響いて、不動産業界を選びました。

その後は、より長くお客さまとお付き合いをしたくて、大手生命保険会社へ転職。不動産に比べると、保険は人生のトータルプランニングに関わるので、同じようなタイプのご相談でも、提案の幅がぐっと広がりましたね。

それからは、お客さまにとってより最適なプランをお届けしたい思いから、自社商材に縛られずご提案できる代理店の所属に至ります。現在は、30以上の保険商材を扱っているのですが、その分の研修を受けなくちゃならないのが、もう大変でした(笑)。

–– 吉野さんは、FPとしてのご経験も豊富な上に、プライベートでは2児の父! 20代にして既に2回も住宅購入を経験されていると伺いました。

実は今、3回目の購入検討中です(笑)。「FPだから自分の人生もやっぱり計画どおりなのか?」と尋ねられますが、未来予知ができるわけではないので、もちろん予想外のこともたくさんあります。ただ、ハプニングに遭遇したときの判断に迷わないよう、現在地と目的地と、そこに向かうまでの最適なルート、そうしたポイントは抑えているつもりです。

 …

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リニューアルオープン!深川江戸資料館|清澄白河

8月1日リニューアルオープン!

深川江戸資料館は、およそ9ヶ月の休館を終え、ついに2022年8月1日リニューアルオープンしました!
リニューアル前に代表の柴田が行った時の記事はこちらから。
今回は深川江戸資料館初体験のスタッフが潜入!

さっそく入口近くのカウンターでチケットを購入!

入館料は個人で大人(高校生を含む)400円、小中学生は50円!お子様が気軽に歴史に触れられる資料館です。

チケットは歌川広重が描いた有名な浮世絵「大はしあたけの夕立」
大橋とは現在の隅田川に掛かる新大橋のこと。姿は変わっても残り続けているのはすごいですね…。

いざ、展示室へ!

展示スペース入口には江戸の歴史がずらり!

江戸の町を写した屏風や当時から歌われていた子守唄の話、みんな一度は歴史の授業で耳にする寺子屋での生活などを知ることができます。

江戸の歴史をまとめた展示を抜けると、目のまえには古き良き江戸の街並みが。
照明に合わせて音楽が鳴り、時には雷雨になることも…!

階段を降りるとスタッフの方に話しかけられ、「今、降りてきた階段何に見立ててると思う?」と。
江東区歴の浅い私はなんとなーくで永代橋?と答えるとまさかのビンゴ!
ここの街の風景は永代橋を降りてすぐ、現在でいう佐賀の地域を再現したものなんだそう。

当時のお家やお店が再現されています。
コンパクトですがすっきりと空間を生かした間取りになっています。土間や吊るしでうまく収納されていますね…。
物が少なめなのも特徴的。物を持ちすぎない生活も便利そう。
4枚目の土間には子供用の草履も!ちっちゃくてかわいい!

こちらは食べ物屋さん。いまでは信じられませんが、小さな店構えで天ぷらや稲荷が売っています。
3枚目の蕎麦屋さんは屋台ごと担ぐスタイル!

こちらは共同のごみ箱。ゴミ箱と言ってもこの時代のゴミは貝殻や割れた茶碗などのせともののみ!生ごみなどは肥料などに再利用して使っていた為、ほとんどゴミは出ないそう。
出されたゴミは海岸に運ばれ埋立地に。ここ江東区は埋立地が多い地域でもあります。

昨今は「SDGs(持続可能な開発目標)」を目指した生活スタイルの方も多いですが、この時代はもとより基本的には物をすてない生活をしていたのですね…。
今は欲しいものが何でも手に入る時代。物を持ちすぎず身軽に生活していた江戸時代を振り返ってみるのも面白いかも。

その後も江戸にまつわる様々な歴史をお話していただきました!勉強になる面白い話ばかりなのでぜひ

施設情報< 深川江戸資料館>

住所:東京都江東区白河1-3-28
アクセス:都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河」駅 徒歩3分
営業時間:展示室 9:30~17:00(入館は16:30まで)
小劇場・レクホール 9:00~22:00
定休日:第2・4月曜日(ただし祝日の場合は開館) 年末年始(12/29~1/3)…

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「リフォーム不動産」ってどんなお店?江東エリアの物件探しに特化している理由など気になるポイントをスタッフに聞いてみた

「不動産屋」と聞いて、どんなイメージをしますか?「お店に入るのにドキドキする」 「相談するのに勇気がいるなぁ」こんなふうに思われる方も、いらっしゃるのではないでしょうか。この記事を書いている私も、不動産屋に対してハードルが高いイメージを持っていました。

ところが、そんな想像を覆すお店が、人情のまち・東京深川にあるのです。東東京エリアを中心に、物件探しとリフォームをお手伝いする「リフォーム不動産深川studio」。このWebメディア「深川くらし」を運営している会社でもあります。

▼「リフォーム不動産深川studio」公式ホームページ
https://reform.trustory.jp/

▼「深川くらし」公式ホームページ
https://f-kurashi.tokyo/ 

「深川くらし」では、これまでに「リフォーム不動産」で物件を購入されたり、リノベーションされたお客様のインタビュー記事を掲載してきました。

ちょっと信じられないかもしれませんが、お客様へ「リフォーム不動産はどんな不動産屋?」と尋ねてみると、口をそろえて「とてもアットホーム!」「とにかく親しみやすい!」「安心できる!」と返ってくるのです。あまりにも同じ答えが返ってくるので、え〜? お世辞じゃないの? なんて疑うわけです。

実際のところ、どんなお店なんでしょうか。

そんなわけで今回は、口コミサイトではわからない「リフォーム不動産」の本当のトコロに迫るべく、スタッフの方々へ取材をすることにしました。清澄白河をはじめとする深川エリアでの物件購入をご検討中の方、深川エリアにお住まいで、不動産屋選びに迷っていらっしゃる方の参考になれば幸いです。

リフォーム不動産って、どんな場所にあるの?

 

清澄白河駅から徒歩10分、門前仲町駅から徒歩8分の場所に位置する「リフォーム不動産 深川studio」(清澄白河駅からのアクセス ※Google Map はこちら)。

photo:お店は「鬼平犯科帳」にも登場する仙台堀川のすぐそば。毎年3月末には沿道の桜が見頃を迎えます

 

「リフォーム不動産」から徒歩2分のところには、言わずと知れた「ブルーボトルコーヒー」の日本第一号店や、出汁の旨味がクセになるラーメンの名店「こうかいぼう」があります。ちょっと足をのばせば、隅田川や木場公園、清澄庭園、富岡八幡宮、深川不動尊などにも立ち寄れる、深川散策の中間地点にあたる好立地です。

 

お店は、いい意味で「ゆるい空間」

 

昔ながらの地元密着型の不動産屋といえば、中が見えない事務所のような店構えでなかなか入りづらかったり、大手のリフォーム会社は、スタジオのように整備されたショールームでの商談に緊張したり…。その点、「リフォーム不動産」はどちらのイメージとも違った、いい意味で「ゆるい」空間で、ホッと一息つくことができます。

 

photo:リビングのようなスペースに、ゆったりとしたソファ、カウンター、壁にかけられたアート作品に、畳のスペース… 初めて不動産屋で相談をされる方も、おひとり様も、お子様連れも、みんなが安心できる空間です!

 

ちょっとしたことでも気軽に相談できるスタッフ

 

お店の雰囲気はもちろん、スタッフの方々もとてもフレンドリーなのが、リフォーム不動産の特徴。取材当日、入り口を開けると、社長の柴田さんとスタッフの草薙(くさなぎ)さんが出迎えてくれました。おふたりともカジュアルな出立ちで、いつもほんわかと優しい笑顔で挨拶してくれます。人見知りの私も、このおふたりなら安心して相談できるなぁと、しみじみ思います。

 

photo:草薙さんは私服姿(ネイルもかわいい!)で、一気に親近感が湧きます

 …

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価格高騰が続く中古マンション市況の現状を解説します!

コロナ禍において、首都圏の中古マンション価格の高騰・在庫物件数の減少が顕著な傾向となっています。

お客さまから「購入できる価格帯の物件が無い!」といった声をよく耳にしますが、中古マンション購入の選択肢が狭まっているため、検討期間が長期化し、場合によっては断念されてしまうケースや当初希望されていたエリアから離れた場所でお探しするケースもあります。

そこで今回は、首都圏の中古マンション市況についてデータをご紹介しつつ、価格高騰が続くコロナ禍の中古マンション購入について考えてみたいと思います。

■在庫物件数/平米単価の直近10年間の推移

まず初めに、首都圏中古マンション市場における在庫件数の推移と平米単価について見ていきたいと思います。

以下のグラフは、それぞれ2010年以降の「首都圏中古マンション在庫件数(グラフ左)」と「首都圏中古マンション在庫㎡単価(グラフ右)」の推移をまとめたものです。

引用:(公財)東日本不動産流通機構

中古マンションの在庫件数を見ると、ここ5年間の在庫物件数が減少傾向にあることが分かります。

特にコロナ禍においては減少幅が大きくなっていますが、2021年4月以降は底を打ち、若干ではありますが増加傾向にあります。

中古マンションの在庫物件の平米単価は、ここ5年間で緩やかに上昇していましたが、こちらもコロナ禍をきっかけに急激な上昇に転じました。

■在庫物件の築古化

次に、直近3年間の在庫物件数とその平均築年数の推移を見てみましょう。

以下の表は、首都圏の中古マンション市場の在庫物件数と在庫物件の平均築年数を表にまとめたものです。

首都圏中古マンションの在庫物件数とその平均築年数(2021年は10月までの実績)引用:(公財)東日本不動産流通機構のデータを元に筆者作成

在庫物件が減少していることは前述の通りですが、具体的に各年の数字を見ると、2021年は特に減少幅が大きいことが分かります。前年比で23%の減少となりました。

その一方で、築年数は毎年ほぼ同じペースで築古化が進んでおり、中古マンションの購入を検討されている皆さんにとっては年々選択肢が狭まっている状況にあると言えるでしょう。

ちなみに、選択肢が狭まっているのは中古マンションだけでなく新築マンションも同様です。

建築コストの高騰や土地の仕入れが年々難しくなっていることもあり、新築マンション価格が高騰していることはすでにご存知の通りです。

これは新築マンションだけの問題ではなく、新築と中古を並行検討している方も一定数いるため、マンションの需給がアンバランスになると中古マンション市場の価格や物件数にも影響を及ぼします。

■築古物件の人気の高まり

では最後に、成約数と築年数の関係について見てみましょう。

以下の表は、首都圏中古マンションの2021年第三四半期(7月〜9月)の成約数を物件の築年数別に見たものです。

首都圏中古マンションの築年帯別成約数(2021年7月〜9月)引用:(公財)東日本不動産流通機構「REINS TOPIC:首都圏中古マンション・中古戸建住宅地域別・築年帯別成約状況」

ほとんどの築年帯で前年同期比マイナスとなっていますが、築30年以上だけ前年比プラスとなっています。

在庫物件数の減少・築古化が進み、価格の高騰が追い打ちをかける中で、多くの中古マンション検討者が築年数の幅を広げて物件を検討したことが増えた結果と言えるでしょう。

■まとめ

ここまで、首都圏中古マンション市場を取り巻く環境について見てきました。

首都圏の中古マンションの価格高騰・在庫減少の実態がお分かりいただけたかと思います。

その一方で、都心に所在する物件は価格や築年数に限らずすぐに買い手がつきますし、場合によっては市場に情報が出ないことも少なくありません。

希望する物件に出会うためには、アンテナを張り巡らせ情報収集をこまめに行っておくことが重要です。ご自身での情報収集に加えて、不動産会社の情報力も活用して、納得の住まい探しを行うようにしましょう。

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