あなたの日常に本を<古書ほんの木>|高橋

店内にはたくさんの本・本・本

最近はおしゃれな新しいお店が続々と出店している注目のまち、清澄白河の駅から徒歩約5分。 昭和6年当時から連載されていた漫画「のらくろ」があふれる昭和レトロな雰囲気が残る商店街、のらくろード(高橋商店街)に古本屋「古書ほんの木」があります。

▲本棚やラックは木で統一されており、温かみを感じます。古本屋さん特有の埃っぽさがないのも嬉しい。

ここはジャンルを問わず本が集まる場所。店内に一歩入ると様々な年代の本が所狭しと並びます。 入ってすぐのところは絵本コーナー。小さなお子様から大人まで懐かしむことのできる絵本も古本ならではな価格で販売されています。

▲幼少期の頃大好きだった「いないいない ばあ」とても懐かしいです。じぶんに子供がいたらついつい買ってしまいそう…

向かって右手側には画集や写真集などの芸術関係の本が並んでいたり、そのさらに奥には漫画、左側には哲学書や小説など。 ざっくりジャンルごとに分かれているので気になっている本も探しやすいですし、はっきり分けられていないので、たまたま目に入った本と新しい出会いがあるかも。 「ほんの木」さんでは古本・古書はもちろん、新書もいくつか並んでおり、懐かしさと新しさどちらも感じることができるのも魅力。また、お店の外には手に取り易い価格帯の本も並びます。 もちろん古本屋さんなのでもう流通していない本や絶版本などの珍しいものもラインナップ。地域のご高齢のお客様が「懐かしい!」と手に取ることもあるみたいです。

のらくろードで出店したきっかけ

小さいころから本が好きだったという森下さん。のらくろエプロンがトレードマークです。

店主の森下さんは古本の街、神保町で約10年ほど働き、独立。ここ、のらくろード商店街にお店を構えて約10年が経ちます。 独立する際、出店する場所を探すにあたって、古本屋は目当ての本を探し回る方も多いので、周囲に2、3店舗あり、ぐるぐる回れるほうがいいということもあり、もともと古本屋があるエリアを中心にみることに。 その中でたまたま見つけた「森下駅」が、自分と名前が同じところにもシンパシーを感じ、近くにあるここ「のらくろード」にお店を構えたそうです。 のらくろードに店を構えるなら!と田河 水泡 著の「のらくろシリーズ」は欠かさないようにしているそうで、のらくろード商店街に訪れたお土産として、お客様が購入されることもあるんだとか。 「のらくろシリーズ」は発売当時からのものや復刻版のものもあり、今では珍しいハードカバーの布張り、しかもケース付き! 独特な色彩はどこか新しさも感じます。

地元に愛される古本屋さん

お店には近所のご高齢の方から小学生、古本屋巡りに来た方など、さまざまな人が集まります。 沢山の人から愛されるのもそのはず、一日の半分は本の掃除や手入れに時間を充てるという森下さんの本への愛や、明るい人柄あってこそだと思います。 森下・清澄白河周辺には素敵なカフェも多いので、ゆっくりコーヒーを飲みながら読書する休日もいいかも。 そんな時間のお供に、ぜひ一冊手に取ってみては?
<​古書ほんの木>店舗概要
住所:東京都江東区高橋8-4 コヤマビル1F アクセス:東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河」駅徒歩約6分 都営新宿線・都営大江戸線「森下」駅徒歩約5分 営業時間:12:00~19:00 定休日:月曜日 営業日・営業時間はSNS・HPでご確認ください。 ⇒ ホームページInstagram続きを読む

アスリートのサポートから日常生活の痛みまで<ふかがわ針灸整骨院>|深川

地域の方に愛され、信頼される「まちの整骨院」

門前仲町駅から徒歩約8分、清澄白河駅からも徒歩約10分ほどのところにある「ふかがわ針灸整骨院」 深川くらしを運営しているリフォーム不動産 深川studioのご近所さんでもあります◎ そんな「ふかがわ針灸整骨院」は深川の地で18年続く針灸整骨院です。 前オーナーから引き継ぎ、2021年から現オーナーの赤木さんが施術や治療のアドバイスなどを行っています。 オーナーの赤木さん 笑顔が素敵! 休みの日は運動をしたりカフェに行ったり。でも結局この仕事が好きで関連の本を読んじゃうらしいです笑 お店の内装も2021年に新しくなり、清潔感溢れる柔らかく明るい印象の院内。 全体的に木の雰囲気が多く取り入れられており、ゆったり癒される空間が作られています。 受け付けている治療内容は、整体と鍼治療(単鍼・置鍼・電気鍼)が主。お客様の体の状態に併せて治療をしてきます。 実は他に先生や従業員を雇わず、施術も全て一人で行っているという赤木さん。 その理由を伺うと「大きなところや、他の院さんでは1人のお客さんに対して複数の先生が付くことが多いけど、お客様とのコミュケーションや信頼関係を大切にしたいので、一貫して自分が最後までしっかり施術することにこだわっています」とのこと。 とてもフレンドリーで話しやすい印象の赤木さんなら話にくい体の不調や、ちょっとした悩みも相談できちゃいそう…! そんなふかがわ針灸整骨院のモットーは ”患者さまの事を第一に考え、「どこよりも治す院!」「どこよりも多くの方に愛され信頼される院!」「どこよりも笑顔であふれる院!」” とのこと!ホームページにも記載されています。 また、取材にあたり、お店の強みは?と伺うと 「患者さまが訴えている痛みの『原因』を探り、その『原因』に対して解剖学・生理学的観点で施術することを心掛けています。 その為には始めの問診や検査がとても大事となりますし、施術中も会話をしながら患者さまの性格、生活スタイルなどを把握することが治療のヒントになることが多いですね。『木を診て森も診る』という感じです。」 確かにそもそもの体の不調ってその人の過ごし方や、普段の姿勢、身体への負荷によっておこるものですよね… 「また、治療技術は勿論ですが、お互いを知ることで生まれる信頼関係が完治に至る第一歩だと思っています。」 なるほど!知らない先生、暗い先生より明るくてよく知っている先生の方が安心もしますし、やはり気持ちも身体の不調に影響するそうなのでとても大切なのですね。 赤木さんがこのお仕事を始めたのも、昔子供のころに通っていた整骨院がとても好きだったことがきっかけだったそう。 おじいちゃん先生が診察をしてくれて、待合室には老若男女がゆったりとみんなで夕方のテレビをみている、そんな雰囲気が好きで整骨院には喜んで通っていたそうです。 ここ、ふかがわ針灸整骨院もそんな空間にしたい、という思いがあります。

土曜、祝日も営業。まずはご予約から。

通常よく聞く肩こりや腰痛などの体の不調だけでなく、交通事故の際の専門治療も受け付けています。 事故によるムチウチや「レントゲンなどでは異常が無いと言われたけど痛い…」などなど また、運動をする方にもおススメ!元々はアスリートの実業団にも専属の先生として所属していたそうで、スポーツでのけがや体の不調のお悩みもご相談していただけます。 施術中の様子も見せて頂きました!モデルは弊社社長の柴田。実は柴田もふかがわ針灸整骨院にお世話になっています。 完全予約制なので、身体の不調が気になる方はまずお電話してみては?
<​ふかがわ針灸整骨院
続きを読む

永代橋の近くでこだわりのサンドイッチをテイクアウト<Rico+(リコプラス)>|永代

種類も豊富なこだわりのサンドイッチ

門前仲町駅から徒歩約10分。永代通り沿いにあるサンドイッチのお店「Rico+(リコプラス)」 駅からは少し離れますが、隅田川の流れる永代橋に近い場所。周辺はオフィスなども多く、ランチ時には多くの方々が訪れます。 もともとはカフェとして営業されていましたが、コロナの流行を機にテイクアウト専門店に転換。オープン当初から地元の方々から愛されているお店です。 ショーケースには毎日沢山の種類のサンドイッチが並びます。 この日はお昼過ぎに伺いましたが、サンドイッチの定番「たまごサンド」が既に売り切れ… やっぱり「たまごサンド」って、人気なんですね~。食べたくなる気持ち、とてもよく分かります…! 店名のRicoはスペイン語で「裕福な」「豊かな」という意味。もともと音の雰囲気で「りが付いた名前がいいね~」と話していたのがきっかけで、意味はあとからついてきたんだそう。そこに「日々のプラスになる」ようにと最後に+をつけてRico+になったそう。 お店は笑顔が素敵な奥様と優しい雰囲気の旦那様お2人で経営されており、調理は旦那様が担当されています。 メニューはお食事とサンドイッチの二種類があり、どちらも週替わりで変えているのでなかなか同じものには出会えないのも魅力の一つ。 取材の日に出ていたお食事のメニューは、グラタンやハンバーグ、シュリンプのフリットなどなど。 数種類のサンドイッチがセットになったピクニックBOXもあるので、公園や少し遠出するときのお供としても◎ お花見の時期や、夏の水遊びやキャンプのお供にも!ちょっと寄って持っていけるのが嬉しいですね。 私もサンドイッチを購入! 左から、「アメリカンチェリー・キウイ バニラクリーム」「桃のリッチミルククリーム」「プレミアムバナナとナッツのココアクリーム」見切れていますが「ガパオミートと目玉焼きのエスニックサンド」さらに「キューバサンド」をいただきました!(買いすぎ)(食べ過ぎ)

近くの隅田川テラスでピクニック気分

天気が良かったのでRico+からすぐ近く、永代橋の見える隅田川テラスで、できたてのキューバサンドをいただきました。 ※これ、結構おススメ!(笑) はじめてキューバサンドをいただきましたが、豚肉とベーコン、自家製ピクルスが入っていて食べ応えも満点◎ 出来立てでサクサクジューシー!とても美味しかったです! 持ち帰ったサンドイッチは、お店のスタッフみんなで分けていただきました。 フルーツがおいしいのはもちろん、それぞれのフルーツに合うようにサンドイッチごとにクリームも変えていて、どれもとても美味しい…! 季節ごとのフルーツを楽しめるので、事前にInstagramなどのSNSやサイトにてメニューを確認しておくのが吉◎ ひとつひとつにこだわって、丁寧に作られたサンドイッチやお惣菜の数々。 一日のほっとしたい休憩時間やちょっとウキウキしたランチタイムのお供にぜひいかがでしょうか?
<Rico+>店舗概要
住所:東京都江東区佐賀1-2-7 アクセス:東京メトロ東西線・都営大江戸線「門前仲町」駅徒歩約10分 ※営業日・営業時間などの最新情報は下記SNSをご参照ください。 ⇒ Instagramホームページ
深川くらしにお店の情報を掲載しませんか?
お店の情報を「深川くらし」に掲載してもいいよ!という方は、下記からお気軽にお問合せください! 簡単な審査後、直接取材にお伺いして無料で掲載いたします。

お問い合わせ

続きを読む

持ってると楽しくなれるかばん<かばんやえいえもん>|白河

歴史ある清洲寮に構えるアトリエ兼ショップ

「アートとコーヒーの街」として人気の高い清澄白河。 B1出口をでて、すぐにあるひときわ目立つレトロな建物、清洲寮の中にお店があります。 暖かいテイストが魅力のかばん屋さん、その名も「かばんや えいえもん」さんです。 ここはお店兼アトリエ。店内にはカラフルで見ているだけでウキウキするようなカバンが沢山並んでいます。 楽しい気持ちになってほしいという思いもあり、あまり黒色のかばんは作らないという「えいえもん」さん。 上の写真右側に吊り下がってるコロンとしたショルダーバックは「そらまめショルダー」、真ん中のかばんは「よくはいーる」とお茶目な名前がついていてそこもかわいい。 かばんに限らず、オリジナルの服やブックカバー、なども販売されています。 オーナーの山内さん。とても明るく、気さくで素敵な方!デザインから製作まで1人でこなす傍ら、小学生の娘さんを持つママさんでもあります。 実はえいえもんさんのマークがかたつむりなのは、山内さんの下の名前が「まい」さんなので「まいまい」、そこからモチーフがきており、かたつむりのマークも昔から好きだったそう。

photo:かたつむりがゆらゆら揺れるキュートな看板。

清洲寮入口にもトレードマークの看板があります。訪れる際には目印に!

はじまりは自転車での行商から

△ 清澄白河にある、セレクトショップ「L &HARMONY」さんにて行商している時の様子 もともと、えいえもんさんはお店を構えず、谷根千(谷中・根津・千駄木周辺エリアの総称)で自転車行商の販売をしていました。平日に仕入れや製作を行い、天気の良い週末にさまざまな場所で販売をされていたそうです。 今でもたまに清澄白河周辺で自転車行商をするそうなので、最新の情報は、えいえもんさんのInstagramをチェックしてみてください! 実は滋賀県出身の山内さんは大学を卒業後、生地の素材や材料を販売する会社で従事していましたが、働いていくうちに、ものづくりをしたいと思うように。 そこで、手仕事でものづくりをしている街で修行をしようと一念発起して上京。下町にある革加工の職人さんなどで経験を積んだそうです。 独立する際に、地元・滋賀県の名産品である「帆布」を使ったものを作ろうと生まれたのが、「かばんやえいえもん」なのです。

作っているところを見せていただきました!

まずは型取りをして、生地を裁断。生地に折り目をつけて縫っていきます。 △写真左:生地に折り目をつける工程のところ。機械でぴたっと折ることもできるそうですが、えいえもんさんでは手でしっかり折り目をつけているのでほっこりとした手作り感があります。 △写真右:折ったところにミシンをあてていきます。   こちらは縫製しているところ。あたりまえですが、とっても早くて縫い目もキレイなんです…。 こうして一つ一つ手で作られているところが魅力のえいえもんさん。 サイズやポケットの位置など、オーダーメイドで作っていただくこともできるそうです!(詳細はお店にて直接ご確認ください) 心のこもったカラフルで気分の上がるかばんで、ショッピングに出かけてみては!
<​かばんや えいえもん>店舗概要
住所:東京都江東区白河1-3-13 清洲寮 ロ號12番 アクセス:東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河」駅徒歩2分…続きを読む

大正から続く伝統と金づちの音<ジュエリーサショウ>|高橋

高橋のらくろード(高橋商店街)にあるジュエリーショップ

都営新宿線・都営大江戸線が乗り入れる森下駅から徒歩約4分。 江東区高橋に位置する商店街「高橋のらくろード(高橋商店街)」にあるジュエリーサショウさん。 創業は大正9年で今年で103年を迎える老舗のジュエリー工房兼ショップです。 さっそく店内を見てみましょう。 店内は2022年の9月にリニューアルしており、シックなデザインが素敵! おしゃれなだけでなく、様々なお客様に向けて店内には手すりが付いておりバリアフリー仕様になっています。 なかでもこのガラスの計器は特注で作成を依頼したのだとか。たしかにジュエリーショップのディスプレイとしては珍しい形。 ガラスの中でキラキラ光る作品がとても素敵です! こちらは小売りで販売している指輪たち。どれも一つ一つ手作業で作られており、個性が光ります。 ジュエリーショップってなかなか行く機会がないと思いがちですが(取材した私も初めて伺いました)、大切にしているジュエリーのお直しやサイズの変更などもできるそう。 受ける依頼の多くはアクセサリーの修理やリフォームなど。また、最近はネットなどでレアな宝石が多く販売されていることもあり、宝石に合わせたオーダー品の作成や、結婚指輪のオーダーも受け付けています。 現オーナのー佐生 真一さんは三代目。 奥さまとお店を切り盛りするかたわら、3人のお子様を育てるパパさんでもあります。 取材中に帰宅した息子さん。ご夫婦の作業スペースのうしろで宿題をする姿は、親子で一緒に頑張っている感じがあってほっこり。

創業1920年。なんと100年以上の歴史

そんなジュエリーサショウですが、初代オーナーである祖父様の常次郎さんが辰巳芸者の髪留めなどを作成されていたことが始まり。二代目のお父様が継ぎ、現オーナーで三代目の佐生 真一さんは30歳の頃にお店を任されたそう。 アクセサリーを作る際に使う技術は「金工」と呼ばれるもので「鋳金、鍛金、彫金」の三つの種類。 それぞれ鋳金(溶かす)鍛金(叩く)彫金(彫る)技法を使い地金からジュエリーを作ります。 工房で幼少期を過ごした佐生さんは、技術は目より耳で覚えると言います。 「工房の音を聞いて育ったので、金づちの音やルーターの音で技術力がわかるんです。うまい人の金づちの音は心地がよくて眠たくなってくるんですよ」 18才の頃には専門学校に入学し、勉強の傍らモデリング(指輪などの型をつくる工程。ワックスなどでできている)の師匠に弟子入り。 当時は空前のシルバーアクセサリーブームだったため、依頼も多くさまざまな要望に応えていき実力をつけていきました。 ひとつひとつ手彫りで作られたアサリのアクセサリー。とても精巧な技術です。 「物事に対してニュートラルに、直せないものをなくしたい。」と話す佐生さん。 不思議なもので、形見や家族で大切にされてきた宝石やアクセサリーはもらい受けた人にも馴染みやすいそうで、それを少し手を加えて永く使えるようにすることも多いそう。 サイズが合わないから…デザインが合わせにくくて…と眠ってしまっている大切なジュエリーや美しいけど眠ったままの宝石など。 地元から愛されているジュエリーサショウで新しい命を吹き込んでみては?
<​ジュエリーサショウ>店舗概要
住所:東京都江東区高橋14-21 アクセス:都営新宿線・都営大江戸線「森下」駅徒歩4分 ※営業日・営業時間などの最新情報は下記SNSをご参照ください。 ⇒ Instagramホームページ
深川くらしにお店の情報を掲載しませんか?
続きを読む

新しい材木屋<PLY&WOOD(プライアンドウッド)>|辰巳

辰巳の新しい材木屋さん

深川エリアになじみの深い材木屋さん。木場公園が材木の置き場所になっていたのはよく聞くお話ですが、そんな古くから根付いている材木業に参入したベンチャー企業があります。それがPLY&WOOD。今回は代表の安藤さんにお話しを伺ってきました!

代表の安藤さん。よく門仲の飲み屋にいるらしい。

もともと安藤さんは建築のお仕事をされていたのですが、つぎつぎに建てられるビルや廃棄が多い資材を見ているうちに地球環境に興味を持ったそう。そこで環境に良い循環環境を行う為にと材木業に転身。 10年ほど修行し2007年10月に新木場で開業しました。現在は辰巳の事務所に移転しています。 PLY&WOODで扱う木材のメインは「合板」 合板は木をを何枚か重ねて圧着したもので、起源はなんと紀元前ツタンカーメンの時代にまで遡るともいわれています(諸説あります)しかも昔らほとんど作り方が変わっていないのがすごい。 日本では1907年頃から製材工場ができ初め、PLY&WOODが設立した2007年は100年目の歴史を刻んでいるそう。 合板は木を大根のようにうすーく桂むきしたものを圧着して作られます。 合板は軽く加工しやすい他に、音や振動を吸収するという特性がありその特性を活かしてスピーカーに加工したり、音響が響きやすいような家具を作ったり、多岐にわたり活用しています。 また、環境循環の為にマレーシアに植林をして原木の循環をつくったり、植林や伐採についてのルールがしっかり制定されているラトビアからも木を輸入しいます。しかもラトビアの木で作るスピーカーは一番音が良いらしい。 こちらは事務所横にある木材倉庫。左写真部分は加工スペースとなってるのですが、写真中央に見える「PAYS」の文字が入ったポスターの様な物、これ実は木に直接印刷をしているのですって! 木の質感も残していますが、かなり鮮明にまるで紙に印刷してような出来栄え…これは専門の機械で印刷しているそう。 こちらは事務所内に飾られていた昔の材木屋の記載がされた地図。数年前に他の木材屋さんから頂いたものをデジタルでおこし木に印刷してあります。木目の味わいも残しつつここまで鮮明なのがすごい。 PLY&WOODでは今も様々な取り組みをしていますが、今後も垣根なく沢山の人と一緒に考え、取り組み、自然を身近に感じる物や事を創造していくそう。新たな取り組みが楽しみ!

江東区まるっと巻き込んだ活動

現在江東区発のモノづくり文化をつなげて地域活性に生かすため、自転車を使ったInstagramスタンプラリー企画を開催予定。 江東区内にあるスポットとして設定されたお店を巡りスタンプを集めるというもので、スポットを巡って普段の運動不足も解消! まだ開催時期は未定ですが、あなたのご近所にあるお店もスタンプラリースポットになるかも?
<​PLY&WOOD(プライアンドウッド)>店舗概要
住所:東京都江東区辰巳3-18-5 アクセス:東京メトロ有楽町線「新木場」駅徒歩11分 受付時間:7:30〜17:30 定休日:日曜日 ※営業日・営業時間などの最新情報は下記HP、SNSをご参照ください。 ⇒ ホームページInstagram
深川くらしにお店の情報を掲載しませんか?
お店の情報を「深川くらし」に掲載してもいいよ!という方は、下記からお気軽にお問合せください! 簡単な審査後、直接取材にお伺いして無料で掲載いたします。

お問い合わせ

The post 新しい材木屋<PLY&WOOD(プライアンドウッド)>|辰巳 first appeared…続きを読む

街のかかりつけ薬局<クローバー薬局>|三好

なんでも相談できる街の薬局

2023年4月1日に清澄白河駅近くに新しくできた薬局です。鮮やかな緑の屋根が目印。 深川生まれ深川育ちのオーナー幸内さんと、薬の事なら何でもおまかせ!な伊藤さんとお二人で営業されています。

左:オーナーの幸内さん、右:薬剤師の伊藤さん

お二人はもともと同じ会社で働いており、幸内さんが独立をするときに伊藤さんの優秀さを見込み声をかけたのがきっかけ。 縁があり清澄白河駅から近い三好でお店を構えることになりました。 基本的にお店にいる薬剤師は伊藤さんだけ。いつ行ってもなじみの人が迎えてくれるのは嬉しいですね。

清潔感のある待合スペース。陽当たりもよく明るい。

大きな薬局ではないので薬がなんでも揃っているわけではないけど、お客様が使いやすいよう、楽になるよう工夫をしているのがクローバー薬局のポイント。 使えると嬉しいクレジットカードやQRコード決済にも対応している事や、事前に連絡をしておけば薬を用意しておいてくれるサービス、LINEを登録することでお薬手帳の代わりになるようなサービスなども積極的に導入!

一般的には中が見えにくい調剤室もあえてオープンに。中の様子が伺えるので安心感がある。

  突然ですが、お子様のいるファミリーの皆様、小児科で処方される薬の飲ませ方で悩んだことありませんか…? なんと伊藤さんは小児科で処方される飲み薬の味を調べたことがあるそうで、飲みにくい薬を効果を変えず飲みやすくする方法なども教えてもらえます。 もちろん大人に処方されたお薬の飲み方も◎ 実際に私が数年前飲んでいた、信じられないくらいおいしくない薬(液体で超渋いグレープの味がするお薬)の飲みやすい方法も教えて頂きました。(もっと早く知りたかった)

幸せの四つ葉のクローバー

クローバー薬局の「クローバー」はオーナーの幸内さんが好きなマークだそうで、たまに木場公園で探したりもするそうです。 お店のマークにもなっていますが、4つの葉は、患者さん、医師、薬剤師、薬を表しています。   いつ行っても同じいつもの人が出迎えてくれる安心感があること。 しかもその「いつもの人」が超頼りがいがあるなんて、なんだか素敵じゃないですか? 沢山の人に来てほしい!というより「親しみやすい薬局があるんだな」と知ってもらえると嬉しいです。
<​クローバー薬局>店舗概要
住所:東京都江東区三好1-8-4 アクセス:東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河」駅徒歩2分 ※営業日・営業時間などの最新情報は下記SNSをご参照ください。 ⇒ Instagram
深川くらしにお店の情報を掲載しませんか?
お店の情報を「深川くらし」に掲載してもいいよ!という方は、下記からお気軽にお問合せください! 簡単な審査後、直接取材にお伺いして無料で掲載いたします。

お問い合わせ

The post 街のかかりつけ薬局<クローバー薬局>|三好 first appeared…続きを読む

理学療法士が丁寧に指導してくれるパーソナルジム< OHANA GYM(オハナジム)>|深川

国家資格者による安心の個別指導

江東区は深川、どちらかというと門前仲町に近い清澄通り沿いに新しくできたオハナジム。 なんとここは江東区で唯一の理学療法士が指導するジムです。 オーナーの菅原さんは理学療法士で長年病院でリハビリの先生をしたのち、フィットネスジムに従事。 そこで病院にかかっていないけど体が悪い人が多いことに気づき、根本的に健康な体、動きやすい体の人がもっと増えてほしいという思いからパーソナルジムを開業したそう。 左の大きなマシンは、一つで何通りもの筋トレができる万能なマシン。レッスンを受けているのは弊社社長(!?)。実は健康面の改善のため数か月前から通っているのですが、ここ最近体形が少しシュッとしてきました。笑 右の広いスペースではボクシングなどの有酸素運動や大きな鏡を見ながら吊り輪などのトレーニング、ストレッチができます。 今後はさまざまなグループレッスンも企画していくそうです。 入口には一人一人に合わせたトレーニングを行うため、ヒアリングができるようなスペースももうけられており、普段の生活や何を目標にトレーニングをしていくのかを最初にしっかりとヒアリングしていきます。 もちろんジムには欠かせないお水やプロテインもご用意しています!

オハナジムとは

「オハナ」という言葉は聞いたことがある方も多いかもしれませんが、ハワイ語で「家族・絆・人と人とのつながり」という意味があります。 オハナジムは家族みんなで健康になってほしい、家族や仲のいい人に教えてあげたくなるようなジムを目指しています。 kata

オーナーの菅原さんはとても爽やか。スパルタンレースに参加するなど、自身の体力作りにもストイックな方です。

ジムに行ったことが無い方やジムに行って体を壊したことがある方へもおススメ!理学療法士の知識を活かし無理なく効率的に体を健康に導きます。 デスクワークの多い現代の社会人の皆様、健康が気になるけどジムって入りにくいイメージのある方、もちろんジムに行ったことのない方も!オハナジムで正しい体の使い方を知り、自分の健康に向き合う時間を作ってみてはいかがですか? 営業時間も朝7:00~、夜は最終20:30~予約できるなど、出勤前や勤務後に利用することも可能です。 ただいま絶賛会員募集中ですので、まずは格安に受講できる体験トレーニングから行ってみてください。 詳しくはホームページをcheck!↓ ↓
<​OHANA GYM(オハナジム)conditioning studio>店舗概要
住所:東京都江東区深川1丁目4-8 アルト深川 2F アクセス:東京メトロ東西線・都営大江戸線「門前仲町」駅徒歩4分 受付時間:7:00~22:00 ※営業日・営業時間などの最新情報は下記HP、SNSをご参照ください。…続きを読む

ワイルドシルク体験!<ワイルドシルクミュージアム>|平野

清澄白河の隠れスポット!?

清澄白河から徒歩約6分ほどのところにある「ワイルドシルクミュージアム」 人気のあるブルーボトルコーヒーの近くですが意外と知らない人も多いのでは? 繭から糸を取る体験や、シルク糸で手織り体験などができるワークショップや(不定期)、糸などの製品も取り扱い。 他にもさまざまな品種の蚕の繭や成虫のはく製がならび、さらには蚕のフンで作ったお茶(!?)なども試飲できる蚕尽くしのミュージアムなのです。

世界の野蚕と家蚕

蚕と言えば、まんまるくて白い繭を作っているイメージですが、それは品種改良された家蚕だけ。 野生の蚕(野蚕)はいびつで形もさまざま。糸にしたときの特徴も違います。 ワイルドシルクミュージアムでは実際に蚕の特徴を見比べたり、実際に生きている蚕の生体見学をすることができます。

深川の蚕

そんな蚕づくしのワイルドシルクミュージアムのオーナー、坪川さんは蚕の研究家。 エリサンとシンジュサンという2つの品種を掛け合わせて新しい品種「深川蚕(フカガワサン)」という品種を開発しました。 なんとしっかり論文もあり世界的に認められた品種なのです。 知らないところで深川という言葉が世界に広がっていたことに驚き…。

深川蚕の幼虫。この子が繭を作って糸を収穫する

深川蚕の元となったエリサンは病気に強くシンジュサンは糸が固く加工にあまり向いていない品種。 元々近い種類だった二つを掛け合わせた深川蚕は糸にしたときの強度もしっかりあり、加工しやすくなりました。 安定するまで数サイクル繰り返し、新しい種類として確立しました。

深川蚕の繭・ワタ・紡ぎ糸

また、深川蚕が育つビルのなかでは坪川さんの旦那さまが営まれている製糸工場で加工も行われています。 蚕から取れた繭をすぐ加工できるのは江東区でここだけかも。 室内にははじめてみるような機械が沢山。 蚕の繭を加工して糸を紡ぎ、染色したり、他の糸と掛け合わせてデザインをつくったり、品質の良さやデザインの豊富さから著名なニットアーティストの方が買い求めに来ることもあるそうです。

『深川蚕』の手紡ぎ糸のアームウォーマー

シルクは刺激もすくないので肌が敏感な方にも◎糸ももちろんミュージアムでお買い求めいただけます。 さらに蚕は様々な活用が期待されている虫の一つなのです。 まずは食用として、蛹にアミノ酸を沢山含んでいる蚕は実は優秀。ちょっとうまみが欲しい時、物足りない時に蛹を乾燥させたパウダーを振りかけるだけで天然のうま味調味料として大活躍!特に深川蚕は味の癖が少なく、おいしく頂けるとか。

『深川蚕』の成虫と繭

また、ご存じの方も多いかもしれませんが、蚕は化粧品としても優秀。 たまにドラッグストアなどでシルク配合の化粧水や美容液を見かけますが、もちろんこれらも蚕由来の成分。 余すことなく使うことができるのが蚕なのです! 時期によっては蚕を育てて糸を収穫、糸に加工も体験できるそうです。詳しくは坪川さんにご相談ください◎ なかなか経験することのない蚕にまつわる体験。ぜひ実際に触れてみては?
<​ワイルドシルクミュージアム>店舗概要
住所:東京都江東区平野1-5-5…続きを読む

昔と今をつなぐ<深川蒸留所>|平野

新しいの中に古き良きを

清澄白河から徒歩8分の所に新しくできた「深川蒸留所
平野にあるリカシツと高橋にあるNICO 25 TO GOがタッグを組んで生まれました。

江東区平野の住宅街にあるこの蒸留所。この小さなライトが目印。
実は深川くらし内でもご紹介してる​チャリティーショップUzuのすぐお隣の場所にあります。

さっそく中にはいると正面には大きな蒸留器が待ち構えます!
こちらの蒸留器は江戸時代に伝来し薩摩でのみ確認された「ツブロ式蒸留器」をベースに、リカシツでもともと作られていた家庭用蒸留器「リカロマ」を取り入れ、新たに開発された「ニューツブロ蒸留器」。

ガラス部分は特大の200Lフラスコの底を切って作られており、蒸留中も中の様子を見ることができるようになっています。

蒸留器の上部にはカゴが付いており、中にボタニカルをて入れ香りをつける

深川蒸留所ができたきっかけは、barを営んでいた小林さんがジンのおいしさに着目し自身の店で取り扱うようになったことと、リカシツでリカロマを使ったアロマの蒸留イベントに蒸留家の方が来るようになったことが繋がり、元々町の仲間だった二人は「蒸留所作りたいね」と話していたそう。
その後、縁あってNICOスタッフの瀧さんが岐阜の辰巳蒸留所さんで修行へ。
そこで得た知識とリカシツの蒸留の技術が合わさりこの深川蒸留所が生まれました。

左からNICOの小林さん、リカシツの関谷さん、NICOのスタッフであり蒸留家の瀧さん

深川蒸留所のクラフトジン

パッケージは水かけ祭りの水しぶきの写真が使用されており、地元愛を感じる

深川蒸留所で初めて蒸留されたジン「FUEKI
深川にも縁ある松尾芭蕉の俳諧の理念”不易流行”に着想を得てつけられた。
☆「不易流行」とは、伝統を踏まえつつ、一方では新しいものを取り入れることが大切だとする説。 四字熟語を知る辞典より引用

FUEKI」はジンのキホンとなるジュニパーベリーと木場の木材ヒバの木や蒸したショウガ、柑橘などのボタニカルを数種類配合されたウッディで爽やかな香り。
近くの銭湯でサウナ後にさっぱりと飲むもよし!お好みのアレンジでゆっくり味わうもよし!お湯割りで香りを楽しむのもよし!で1本で何度でも楽しめます。…

続きを読む